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プロが教える 後悔しない自動車学校の選び方・通学校編

 「いつ頃卒業できるかわからないの?ウソだろ(-_-;)」
 「3日に1時限しか教習が受けられないなんて(゜o゜)」
 「もういや!できることなら転校したい(ToT)」

 通学校の場合、特に「近い」「送迎バスが便利」という理由で学校を選ぶ傾向が強い。また、その一方で、「家族の勧め」や「友達の紹介」といったクチコミ要素を重視する傾向もある。
 しかし実際には、普段利用することの無い自動車学校を、正しく見分けることは至難の業だ。でも、大丈夫。これからお話しする『通学編』をしっかり読んでいただければあなたも親御さんも安心して自動車学校を選ぶことが出来るだろう。
 さて、後悔しない自動車学校の選び方のポイント(通学校編)は全部で6つだ。

後悔しない自動車学校の選び方6つのチェックポイント
1.特に大事なのが、「インストラクター(指導員)」
2.ただ免許を取らせるのではなく、選べる「プラン」はあるか?
3.「電話応対」が親切かどうかでわかるその学校の接客水準
4.「教習料金」の支払い方法の提案はあるか?
5.自動車学校から送付してくる「資料」に注目!
6.?????最後に読んだ人だけわかる、とっておきのチェックポイント

 それでは、「合宿編」と同じように、ひとつずつ詳しく話していくことにしよう。

プロが教える 後悔しない自動車学校の選び方【通学校編】その1.特に大事なのが、「インストラクター(指導員)」

 自動車学校を選ぶ上で最も大事なのが、何と言っても教習を担当する「インストラクター(指導員)」だ。
 インストラクターが卒業までしっかりお世話してくれる学校であれば、教習も楽しく、運転も早く上達する。反対に、インストラクターの接客レベルが低く、人間的にも問題があれば、卒業まで不快な思いをしなくてはならない。
中には、インストラクターが嫌で転校したりするケースもあるくらいだ。 従って、実際その学校のインストラクターにどんな人がいるのかを入校前に知るために、家族や親戚、先輩や知り合いなど免許を取った人から情報を収集するのもひとつの方法かもしれない。
 ただ、それ以外にも方法はある。ひとつはさきほど話した「卒業生の声」で判断する方法、そしてもう一つが、その学校の「教習システム」によって決める方法だ。 「教習システム」というと、ちょっと難しく感じる人もいるかもしれないが、実は全然難しくはない。
あなたが通っていた小学校や中学校のことを思い出してみて欲しい。小学校には担任の先生がいたと思う。特別な教科以外は、その担任の先生がほとんどの授業を担当してくれていたはずだ。それが、中学や高校になると、担任の先生はいるけれど、授業になると専門の先生が担当してくれていたのではないか。
 実は、自動車学校も似たようなシステムになっているところが少なくない。
 入校から卒業まで一人のインストラクターが担当してくれるのが『担当制』で、これは小学校と似ている。また、一人のメイン担当以外2名~3名のインストラクターで教習を担当してくれるのが『担任制』(別名:チーム担当制)。これは中学校や高校に似ている。
 こうした「担任制」や「担当制」を採用している学校では、生徒とのコミュニケーションも円滑で、生徒の個性やクセもよくわかった上で教習を進めてくれるので、上達が早くて楽しく教習が受けられるという傾向がある。特に、運転に不安を抱いている女の子などは、「担任制」や「担当制」が合うようだ。

 反対に、例えば30人いる指導員さんがその時その時でバラバラに教習を担当する、という学校もある。(「フリー制」とか「随時制」などと呼ばれる。)こうした教習だと、生徒の中には教え方の違いから混乱したり、教習が「表面的」でコミュニケーションの質の量も乏しいため「楽しく」教習が受けられないことから、学校に来なくなる人も出てくる。
 自動車学校が「担任制」や「担当制」を採用しているかどうかは、外からはほとんどわからない。しかし、電話で問い合わせればちゃんと教えてくれるので、ぜひあなたもチェックしてみて欲しい。

プロが教える 後悔しない自動車学校の選び方【通学校編】
その2.ただ免許を取らせるのではなく、選べる「プラン」に注目!

 第2のチェックポイントは、教習の「プラン」や「コース」だ。
たとえば携帯電話の場合、ただ電話やメールをした分だけ料金がかかるというものではない。使う人の頻度や、加入する人数などによってさまざまなプランが選べるようになっている。
自動車学校も同じだ。ただ免許を取得するために卒業まで教習をするのではなく、生徒さんの進路や誕生日、運転に対する自信や通える時間帯・曜日などによって「プラン」や「コース」が設定されている場合が多い。
 こうした「プラン」や「コース」をあなたの目でしっかりチェックして欲しい。
こうした商品を見分けるには、その「プラン」や「コース」が本当にお客様の立場に立って作られているかどうかが大事なポイントだ。
 たとえば、よくあるプランに「スピードプラン」という短期卒業を「売り」にしたものがある。
しかし、ひとくちに「スピードプラン」と言っても、学校によってその内容が随分違うこと多い。
ある学校では、オートマチック車で、14日間で卒業可能なプランもあれば、他の学校では、同じ「スピードプラン」でも約1ヶ月かかるケースもある。
 また、学校の方で卒業までのスケジュールを作成してくれて、予約も取ってくれる「スピードプラン」もあれば、予約はあくまで生徒さんに取らせて、予約できる時間数を多くすることで「スピードプラン」とうたっている場合もある。

 従って、「スピードプラン」の場合、いくら"最短○○日間可"と表示されていても、実際にはその日数で卒業している人はほとんどいないこともあるし、「スピード」と言いながら、いつ卒業できるかもわからず「それは生徒さんのがんばり次第です」などという学校もあるから要注意だ。
特に高校生の場合、就職や進学で、「4月までにどうしても免許が必要」というケースが多いため、事前にしっかり商品説明を聞いて判断することをお勧めする。

プロが教える 後悔しない自動車学校の選び方【通学校編】
その3.「電話応対」が親切かどうかでわかるその学校の接客水準

 パンフレットやホームページだけで学校を決めることで、あなた自身リスクを負ってしまうという話は「合宿編」のところで話したと思う。
 いくら校舎がピカピカで、教習車が新車で、コースが広くて、写真がきれいでも、それだけで決めてしまうのは早計だ。
 では、何で判断するのかと言うと、一番の勧めは「電話応対」だ。これは合宿編のところでも話したが、実は「電話応対がよかったから入校した」というお客は意外に多いのだ。なぜなら、前述したように自動車学校というところは、日頃利用する機会がないから、電話をかけた時の応対の良し悪しが重要な判断材料になるという訳だ。 ぜひ、あなたも直接電話をしてみて欲しい。
電話して何を聞くことは「料金」や「卒業までの期間」、「お勧めのプランはあるか」などでいいだろう。
 そして、その学校の対応が"親切"かどうかをしっかりチェックして欲しい。
 "親切"な応対とは、聞かれたことに対してきちんと回答してくれる、といったレベルに留まらない。あなたに対して適切なアドバイスをしてくれる対応のことを"親切"と言うのだ。たとえば...
 「お子様はご就職予定で2月がお誕生日ということですから、入校時期はちょうど混雑しているかもしれません。今なら2月の『スピードプラン』にまだ空きがありますので、お早目のご予約がお勧めですよ。」
 というように、あなたにとって役に立つアドバイスをしてくれる応対こそが、"親切"な自動車学校ということができる。

 もしも、料金を聞いて「約30万です」といった回答が返ってきたり、名前を名乗らなかったり、忙しそうに早く切りたがったり、何分も待たされたりしたら、その学校はあまりお勧めできないことは言うまでもないだろう。

プロが教える 後悔しない自動車学校の選び方【通学校編】
その4.「教習料金」の支払い方法の提案はあるか?

 あなたは信じられないかもしれないが、今でも教習料金について、"全額前払い制"が「常識」と思っている自動車学校は少なくない。
 もちろん、受付で聞けば「分割払い」などのローンを取り扱っていることがわかるのだが、お客に対して積極的に支払い方法の提案をしてくれる学校はまだまだ少ないのが現状だ。
なぜかというと...まあ、それが「当たり前になっていたから」としか答えようがないから、まったく遅れた業界だ。
 免許を取る時期と言うのは、高校生の場合だと3年生の秋から春にかけてがほとんどなのだが、ご存知のようにこの時期は一番お金もかかる時期だ。
 たとえば、就職で県外に出るのであれば、引越し代やアパートにかかる費用、新生活に必要な家具や家電製品も買い揃えなければならない。また、進学であれば、さらに入学金や授業料もかかる。それに加えて、運転免許のお金もかかるのだから、親御さんの負担は大変なものだ。
 そうしたお客の事情を察して、最近やっと、さまざまな支払い方法を提案してくれる自動車学校が出てきた。そう、「地動説」の学校だ。
 たとえば、「スキップローン」という支払い方法。
 このローンは、支払い(返済)開始が、申し込みをした月から最大6ヶ月先からでOKというものだ。例えば、12月に申し込みをした場合、支払いは翌年の6月から開始、という変則ローンだ。このスキップローンが登場したことにより、「免許のお金は自分の給料で払う」という選択肢が生まれた。
まさに、劇的な変化と言えよう。これで、親御さんの負担もずいぶん軽減されたのだ。
この他、保証人無しで高校3年の11月から作ることの出来るクレジットカードも登場した。つまり、"全額前払い制"という常識が徐々に変わってきているのだ。
 そして、こうした支払い方法を提案してくれる自動車学校というのは、お客様の立場に立っている学校ということができる。先ほどお話した電話応対をチェックする際に、支払い方法も併せて聞いてみるのもよいだろう。

プロが教える 後悔しない自動車学校の選び方【通学校編】
その5.自動車学校から送付してくる「資料」に注目!

 そうそう、電話をかけた際にぜひ「資料請求」をして欲しい。
 でも、はじめから送付を依頼しないようにしよう。
 コツは、一番最後に請求すること。なぜならば、お客様ことを考えている自動車学校は「資料」にも創意工夫をしているため、こちらから言い出さなくても「お手元に資料はございますか?」「よろしければ資料をお送りしましょうか?」などと向こうから聞いてくれる可能性が高いからだ。
実は、送られてくる「資料」には、その自動車学校のお客様に対する考え方がストレートに反映されている。

 反対に、どこも同じようなありふれたパンフレットやコピーした料金表、中身がスカスカのキャンペーンチラシなどを送ってくるような学校だと、肝心の教習サービスのレベルも心配になってくる。
 送付してくる資料の内訳は各校さまざまだが、最も重要なことは、その資料が「あなたにしっかりと響くかどうか」がポイントだ。そして、「しっかり響く」かどうかは、あなたという客層にぴったり合うかどうかで決まってくる。
 たとえば、あなたが高校3年生(またはその親御さん)という客層であれば、先ほどの支払い方法や、誕生日や進路で選べるいくつかの取得プランの提案、または昨年の卒業生の「声」といったものが「しっかり響く」資料と言えるだろう。

 中でも最も重視していただきたいのが、「卒業生の声」。これについては合宿校編にも書いたので、6つめのポイントとして改めて読んでおいて欲しい。



 さて、いかがだったかな?「プロが教える失敗しない自動車学校の選び方」。


 さて、いかがだっただろうか?以上で私の話はおしまいだ。
 自動車学校選びの参考にしていただければ私も嬉しく思う。
 ところで、自動車学校を選ぶのも、運転をするのもすべては「自己責任」だ。
 従って、自分が決めたことや行動したことについては自分で責任をとらなければならない。それが世の中のルールというものだ。

 しっかりと、自分の頭で考えて、自分の意志で決めて欲しいと願う。
 わたしも業界の発展のため、これからも厳しい目で見続けていこうと思う。
 最後まで付き合ってくれてありがとう。

 さあ、あとは行動あるのみだ。



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